翌日もやわらか 朝から幸せ!ふわふわのロールパン
どうしても翌日は硬くなるというイメージがある手作りパン。
中でも手捏ねパンはおうちパンの中でもその印象が強いかもしれません。
初めに、一生懸命作った手作りパンが翌日少し硬くなってしまっても電子レンジやガスコンロのグリルを使っておいしくいただくことができます。
〇電子レンジなら20秒程度あたため
〇ガスコンロのグリルなら両面を数十秒程度焼く
また、初めの頃は上手に焼くことが出来ずに硬くなってしまうパンもコツを掴み捏ねや発酵など見極めができるようになることで手捏ねでも翌日もやわらかなパンを焼くことができるようになります!
私自身も手捏ねでのパン作りを始めてから数か月ほどはレシピ通りに作っても翌日も柔かなパンを焼くことが出来なかった1人ですが、現在は翌日もふっくらやわらかなパンを楽しんでいます!
もくじ
朝食におやつに手軽にと活躍の場が広いロールパンだから「おいしい♡」を日々重ねたい!
手捏ねのみ、ミキサーのみで焼き上げてみたり、併用してみたり。
砂糖は種類を変えてみたりといろいろ試しながら少しずつ変化をしているロールパン。
最近はそのままでも具を挟んでサンドにしてもミルクの風味とやさしい甘みがふんわりと口に広がる心地よさが気に入っている。
材料: 5個分
- 強力粉 160g
- 砂糖 30g
- イースト 1.5~2g
- 脱脂粉乳 15g (スキムミルク)
- 溶き卵 2分の1個
- 塩 1.5g
- バター 30g
- 水 70~80g
作り方
- 強力粉は計量後、ボウルに半分ずつ分ける。
1つには塩・バター、もうひとつには水とそれ以外の材料を入れて材料の確認。
※バターは時間がたっぷりとれればボウルの外において後から混ぜ込む - イースト・砂糖などの入ったボウルに水を入れてしっかり混ぜる。
ここでグルテン膜をしっかり作っておくと後が楽 - 塩、バターの入ったボウルの中身を加えて今度はゆっくりと静かに混ぜます。
一塊になってきたら台に出して捏ねていきます。
※バターを後混ぜにする場合は8割捏ねあがったらバターを加え捏ね上げる。 - 生地をゆっくり伸ばして指が透けて見えるのが目安です。
しっかり膜ができると指は透けて見えますが捏ね不足だと穴が開いてしまいます。
ボウルにラップをして発酵へ。 - 1次発酵 34℃ 60分
- 生地が2倍くらい膨らんだら、ガス抜き、分割、丸め直してベンチタイム 10分
- 成形は、とじ目を上にこぶしサイズの円形に広げ、
奥を手前に、手前を憶に折り真ん中で合せて閉じて雫がたにしたら棒状にのばす。 - とじ目を上に縦置きして綿棒で伸ばす。
25~30cmの長さ。クルクルが多いのが良ければ眺め、少な目なら短めに。 - 手前から奥にむかってクルクルと丸めて巻終わりは下にする。
天板に並べ終わったらラップ・濡れふきんかけて発酵へ。 - 2次発酵 34℃ 50分
- 発酵完了まえに予熱を入れます 190℃
- 分量外の溶き卵をうっすら塗り、190℃ 12分焼いて完成!
使用しているオーブンにに合わせて温度・時間を調整を。
水分量は今よりもう少し多めで捏ねられるラインを試して探す!
大変だと感じて作るのが億劫になってしまわずにふんわりをもう1歩アップできるところ。
見つけられたらもっとおいしくを重ねられます。想像するとワクワクしてきますね♪
脱線してしまいましたが、まずは今の材料・水分量でもグルテン膜をしっかり作ったら翌日でもふんわりやわらかなパンが焼けます!
指紋が透けて見えるくらい伸びの良い生地をていねいに捏ね上げておいしいロールパンを焼きましょう!
コツ1
- 強力粉は計量したらボールを2つ用意して目分量で半分に分ける
1度に全ての材料を入れて混ぜてもパンは焼くことができますがグルテン膜を作るのは大変です!
半量でしっかりグルテン膜を作ってから台の上で捏ね上げるほうが簡単に膜が作ることができます。
コツ2
- 捏ねた生地にしっかりとしたグルテン膜ができたかどうかの見極めは指が生地から透けて見えるほどになっていること。
しっかりと伸びの良い生地ができたパンは翌日もやわらか!
成形直後
きゅっと締まっています
2次発酵後
ひとまわり大きくふんわり膨らみます
焼き上がり
卵液を塗ってから焼いたロールパンはツヤがありコンガリきつね色がおいしそうですね!
溶き卵はなしでも焼けますが、焼き上がりの見た目はマットになります。
ふんわりやわらかなな焼きたてを食べてしまうと自然と手捏ねしようかなぁという気持ちになります(笑)
動画の日は少し前から手首を痛めていたことが影響して少し捏ねが甘かくなりキメが粗いです(苦笑)
しっかり手捏ねするとキメ細かな仕上がりになります!
翌日もふんわりやわらかなロールパンを焼くために必要なことはしっかりとグルテン膜の張った伸びの良い生地をつくることです。
1.強力粉を計量後、ボウル2つに目分量で半分に分ける
半量でしっかりグルテン膜を作ってから台に出して捏ねる
2.指の指紋が透けて見えるくらい伸びの良い生地が捏ね上げ目安
コツを抑えて翌日もやわらかいパンを焼きましょう!!
手捏ね、ミキサー、併用といろいろ試してみましたが私のこのみは断然手捏ね!でした。
家庭で食べる分だけなら外皮もやわらかくほどよい弾力感もある手捏ねがおすすめ。
ミキサーは膜はしっかりできてふんわり焼けることは変わりませんが、手捏ねに比べるとキメは荒め。
手捏ねの方が滑らかさも高いように感じました。
当日2つの違いは大きくはわかりませんが、翌日のミキサー使用の外皮の硬さは近くのパン屋さんの翌日の皮目と同じだったことに驚きです。ちなみに手捏ねの外側はパン屋さんのパンの翌朝よりも歯切れ良いやわらかさでした。