KUROGO

愛猫 の娘と過ごした21年間を久しぶりに振り返る

愛猫 とのお別れしてからちょうど1年。
7月8日は21年間ずっと一緒に連れ添ってきたひとり娘と別れた日。

長いこと大病もせずに健康でそばにいてくれたこと、長生きしてくれたことに感謝。
笑顔も幸せもいっぱいくれたね。さみしくなかったのはあなたのおかげ!

でも欲を言えばあと3年、いや4年でいい、まだまだ一緒にいたかったってのが本音。

愛猫 RURUとの出会い

彼女との出会いは、21年前。

最初の子供が流れてなかなか元気になれなかった頃。
それまでYESと言わなかったダンナが猫を招き入れてもいいよと。

私は野良ちゃんを探すつもりだったけどダンナの意向で
ペットショップから迎え入れることに・・・。
生まれて1週間の時に会いに行き、4人兄弟とご対面、兄3人と女の子。
まだ目が見えて間もない彼女とバチッと目が合った!これが最初。

3週目で我が家にやってきた!最初の数日はそっとしておくつもり。
だったのは予定外(苦笑)。とても人懐こくて、家に着くや否や私の鎖骨まで
まっすぐに上ってきてコテンと眠た(笑)こんな子は初めて。
夏は首回りを毛でぐるりと覆われ暑くて大変だったよ。

娘になって3日目位。血便が出て慌てて動物病院へ駆け込み。
コクシジウムという虫がお腹にいて、助からないかもって。返品できると
思いますよと言われたね。

それでもこれはご縁。どんな結果になったとしてももう親子。
まさかこんなに一緒に寄り添って生きられるとは・・・。

人間の子よりも先に子猫の母になったあの日。
離乳食、寝かしつけ小さくて見えないほどの爪切り・・・なんでもやったね!
もうかわいくてかわいくて目に入れても痛くないってこんな感じ?

子供ができてからもその順番は変わらなかった我が家。
長女は猫娘のRURU、長男、次男。

これが小さくて大きな大きな存在の宇宙一の娘との出会い。

なんてかわいい寝顔!

愛猫娘とのべったべたの21年間

何しろいつも一緒の甘えんぼ。べったべただったのが印象的。
次男が面白がって私の膝に頭を乗せたりするとすごい勢いでやってきては
強引に中に割って入る(笑)顔も怪訝そうだったね・・・

食事は同席

いつの日からか食事はキッチンのテーブル席で私と同席になってたね(笑)
ちゃんと自分のお皿は用意されていたのに、それを後回しにしても
誰よりも早く着席してご飯を待つ姿かわいかったぞ!自分猫だって知ってた?

お布団では腕枕

小さなころは、鎖骨、首に巻きつくスタイルだったね。
いよいよ大きくなって重いよぉ、苦しいよぉとなってからはいつしか
腕枕が定番になったんだよね。寒い時期はお互いの体温で温かかったね(笑)
遅くなると寝る時間よとお誘いされて一緒に寝る。顔を並べて寝る。
腕は痛くなくなったけど、今はぽっかりさみしいよ。

枕まで使ってまるで人だね!

愛猫 おあそびは犬式

ディズニーランドのお土産、プルートのぬいぐるみキーホルダーが
大のお気に入りだったね。3代目は気分を変えて白にしたときはこれはダメって。
いそいで4代目を買って何度も直しては遊んだね。

猫ちゃんなのに犬のように遠くに投げたものを加えて戻ってくるって
私の知ってる猫ちゃんではあなただけでした(笑)あなた猫・・・でしたよね?

おいしいものはみんな一緒

本来なら人間と同じものをあげるのはよくないのよね。
それでも家族と思うとやっぱりおいしいものは一緒に、楽しい時間も一緒にと
味付け前に取りだしておいたり、できないものは少しずつだけど一緒に楽しんだね。

長男からプレゼントでもらった
イチゴのモンブランも一緒にいただく!

健康面を少し心配もしたこともあるけれど、大病もせずに健康で
長生きしてくれてほっとしてます、母は。

病院はこれで最後

19歳の時に一度、皮膚がん?と心配になり一緒に病院にいったね。
車の中ではひと声も上げずにじっとかたまり不安げにする様子は涙がでたよ。
病院では怖くて興奮しちゃったね。
先生と相談して、この年齢だから仮に病気だったとしても進行はゆっくり、
恐怖で命を縮めちゃうことも考えたら病院はもうこれが最後と決めたね。

最後の1週間

去年は2,3月頃から血便が頻繁になってトイレ辛そうだったね。
病院は最後と決めていたけど複雑だったな。1人で病院に相談に行っては
お薬持ってきたけど、お薬も途中からは上手に口から出しちゃって困ったよ。

食事が進まなくなってからの1週間はみるみる間に小さく細くなったね。
ふらふらしながらも自分の足でトイレや食事をしようとするあなたは強い子でした。

それでも去年の4月から最後までの時間は、営業自粛や失業でおうちに
いることが出来てしっかり介護をできたことよかったと思ってるの。
前後を振り返ってもあのタイミングだけだったよね、ずっと一緒にいれたのは・・・

たぶん、そういうタイミングをあなたが作ってくれたんだよね?
火葬の日は偶然にも大安。悲しまないでってご長寿はおめでたいよって
言ってくれたのよね、ありがとうね。

少しの心残りは

最後の1週間は、今日は何を食べられるかしら?と毎日スーパーへ
あたらしい高齢猫用の食事探しに追われて視野が狭くなってね、お母さん。

最後は長男が買ってきてくれたシュークリームのクリームを
とってもおいしそうにたっぷり食べたね。あの時ハッとしたの。
今思えば、大好きなお刺身だったら高齢用の食事じゃなくても食べさせて
あげれたよね、それがおかあさんの心残り。

今夜は大好きな新鮮お魚とダブルクリームのシュー、お肉でご飯だよぉ~!!

いつかまた一緒に

いまは一緒に過ごすことはできないけど、いつかきっとあっちの世界でも
一緒に暮らそうね。同じ世界に行けるように今はこっちで一生懸命がんばるね!

お母さんの大切なひとり娘のRURUちゃん、たくさんの愛をありがとう。
いつかの日までまっててよ!

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