わたしは、神奈川県の自宅で
楽しく選んで!おいしく食べる!!
を大切にオオバコ少なめな米粉と小麦のパン教室
「小さな幸せ見つけ隊!
KUROGOのパンクラス」
を主宰している 佐々木香織です。
出勤前に健康診断を受ける今朝は昨夜からの絶飲絶食の影響でのどがカラカラ💦
昔と違う気温の高さとムシムシと湿度の高い夏の検診、お水だけは何とかして~と思う朝です😂
そんな熱い夏のパンづくりでは気候の良い春や秋とは違いちょっと注意が必要ですよね!
今日は仕込水の水温についてのお話♪
もくじ
「パンづくり」とひとくちで言ってもその作りかたは一年中同じではないのね!
「???」って思ったかた☺
大丈夫ですよ♪
これからのパンづくりではこんなことを少し気をつけてみると今よりずっとおいしいパンになりますよ❤
パンづくりに適した環境
- 室内温度 25℃前後
- 湿度 50~70℃
本屋さんで売っている本やインターネットに掲載されているレシピ、お教室のレシピなどは大体このような室内環境を想定し手つくられているの。
まずはこの環境から「大きく外れていないかな?」ってことを確認してみましょう。
ここから外れている分が「調節が必要」なところってことよ☝
そうね、25℃っていうと何もせずに座っていたら暑いとは思わないけど、
ちょっと動くとうっすら汗ばむ・・・そのくらいの感覚かしらね。
手捏ねの小麦パンだと、こねあがったころ「ふぅ」って一汗かいて冷たいもの飲みたくなるくらい☺
環境の確認ができたら、パンを仕込んでいく水「仕込水」の温度を調節していきますよ!
で・・・
ここで少し気を付けたいのが小麦パンと米粉パンではちょっと違うってところ。
大手パン教室では仕込水の温度調節は習いませんね!
たとえば、仕込水の温度は42~43℃(ぬるま湯)なんて教わりますよね!
それはなぜかっていったら大手教室ではパンづくりに適した環境づくりができてる。
つまり、室内温度は通年で常温に調節されているから。
仕込水の温度をその日によって調節する必要がないんです!!
これが、おうちへ帰ってくると常に常温環境に整えて暮らしてます✋なんておうちは少ないわよね。
季節によっても日によっても実はだいぶ差があるの。
同じように作っているつもりでも、そもそもの環境が変われば出来上がりも変わってくるって考えたら当り前よね☺
緻密厳密でなくてもいいけれど、正確には仕込水の温度を決めるための計算式を使って決めていくのがいいですね。(米粉パンのお話なので式は割愛🙇)
前置きがずいぶん長くなっちゃいました💦
今日は米粉パンの夏の仕込水の温度につい手のお話。
米粉パンづくりは手でこねるという作業がない、もしくはほとんどないという作り方が多いのよ。
しかもこねないから摩擦や手の温度で生地温度が上がっていくということはほとんどないの。
この温度上昇を考慮している計算式では、仕込水温度が低くなりすぎちゃう。
教室では夏の仕込水の温度は、混ぜ上げ完了時に仕上げたい温度の1℃くらい低めで作っていきます。
ちなみに、あまり低い温度の仕込水で作った米粉パンは、
ほどよい「もちもち」を通り過ぎて、粘り気の強さが気になる仕上がりに・・・。
どうも夏になると「ちょっと違う・・・」
歯につくような粘り気がきになるの・・・そんな悩みがあったら
パンづくりの室内環境や仕込水をチェックしてみてくださいね♡
参考になればうれしいです!
KUROGOのパンクラスの願いは、
日々の暮らしの中で気負わずに心から楽しめるパンづくり!
決して華やかではないかもしれない・・・。
その日によって多少の出来の違いもあるかもしれない・・・。
でも、ご家庭で楽しむパンはそれでいいのです!
寸分狂わずかっこいいパンはもちろんいい!
でもね!家族が待っているパンは
あなたが楽しそうに愛情をたっぷりかけて
自分のために焼いてくれたパンなのよ♡
気負わず楽しめれば、技術や見た目はムリなく時間と共に自然とついていきます♡
だからまずは心から楽しんでみて(#^.^#)
ほぼご自宅にある材料と手頃なオーブンで環境が整えられなくても工夫と生地の様子に寄り添うパンづくりをお伝えしています!
♡米粉100%の食パン(イースト使用)
♡オオバコが少なめな米粉パン(栄養価の高い素材を使います)
♡2,3日経ってもふわふわな小麦パン
オオバコレスな米粉体験は→くるみパン(こんなに入るの♡なんて言われます)
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