手づくりとなるといろいろ準備も大変そうに感じる 惣菜パン
実際は家にある物を上手に取り入れて行けば簡単にできてしまうものです。
例えば、たくさんもらったけれど食べきれない野菜。茹でたり蒸したりひと手間加えてパンのフィリングになるんです!自然素材の材料だから体にもよく子供のおやつなどにしてもいいですね。
もくじ
カリフラワーは鍋にお水をたっぷり入れて沸騰したら少々の塩を入れて茹でます!
ホウレン草はカリフラワーの茹で汁を再活用してさっと湯通ししたら湯切りしておきます。
にんじんもこの茹で汁を利用しますがこちらは蒸します。串がすっと通るくらいが目安です。
1次発酵・分割・ベンチが終わったパン生地をこぶし大に広げます。
2次発酵後、フィリングが入る部分を凹にしてオリーブオイルを少々塗りめんたいマヨソース・野菜を飾ります。
仕上げにブラックペッパー少々・とろけるチーズを散らして200℃で12分焼きます。
今回のパンは酒粕酵母のシンプルパン生地でしたがパン生地はなんでもOK!
サツマイモはふかすだけで十分甘くスイートポテト餡のように使うことが出来ます。
※甘みのないおいもだったらほんの少し砂糖を加えてペーストにします
※ホクホクの場合は牛乳・バターを少々加えてペーストにしてください。
甘みについては先と同様です。
1次発酵、分割・ベンチが終わった生地を成形します。
横12×縦5くらいの長方形に広げ餡を平らに塗りくるくると丸めたらとじ目を閉じます。
改めて同様の長方形にしたら両サイドを少し残し切込を4本。
ネジネジして端は下から上に少し出します。
2次発酵終了後、オリーブオイルを薄く塗り200℃で12分焼きます。
ちなみにスーパーで売っている焼いもはそのまま餡にできるのでとっても便利ですよ。
我が家はそのままいただくほかスイートポテトパイなど作る時に使うことも。
日ごろ食べている野菜たちですが、それぞれの野菜のことって知っているようで実は知らない事ってたくさん。意識しなければそのまま通り過ぎて特別困ることはないけれど、ちょっと興味を持ってみるとへぇ~と思わされることがって結構あるものです。子供や家族とそんなことを話したり一緒に調べたりなんていう時間も振り返れば貴重な時間になるかもしれません。
アブラナ科アブラナ属の1年生植物で蕾をいただく単色野菜。
キャベツの仲間でビタミンCがたっぷり含まれていますがその含有量はキャベツよりも多くおよそ2倍なんだとか。ビタミンCは一度にたくさんとっても体に残しておけない栄養素だから日々の食事でバランスよく取りたいですね!
ビタミンCの他、ビタミンB6、葉酸なども。
旬は10月ごろから3月頃までで今はちょうど旬!積極的に取りたいお野菜ですね♪
一度に使い切れない時は固ゆでしてしっかり湯切り・熱をさましてから袋の空気を良く抜いて冷凍すれば使いたいときにすぐに使えて便利ですね。
年中おなじみの人参ですが本来の旬は秋から冬(年末ごろ)にかけてなんだとか。
きれいなオレンジ色はβ―カロテン。野菜売り場の中でも華やかなオレンジ色にはついつい視線がいきますよね!
最近のにんじんはとっても甘いのでスティック野菜でポリポリ食べやすいのも魅力。
生で食べる時はとくに色が濃く鮮やかなオレンジのにんじんを選ぶのがおススメです。
きれいなオレンジ色があったかく柔らかな気分を引き出してくれますし、こんな時代ですからビタミンAの免疫力を維持する効果は特にうれしい効果ですね。
小ぶりなにんじんは袋入れでたくさん買えることもありますね!
そんなときはジャムにしたり、切り干し大根のように干しにんじんにしておくと更に甘みがギュッとつまっておいしいおかずが作れるのでいいですよ。
子供の頃、にんじんは血を増やしてくれるからしっかり食べること!といわれ育ちましたが、今回ほんとかな?とちょっと調べてみたところ遠からずなコメントを見つけました。
にんじんは生で食べても煮ても内臓をあたため、血を補う働きがありと考えられています。病気で体力が落ちているときや虚弱体質の人は、常食すると症状が改善されるといいます。
http://st.sanshi.co.jp/linkurl/cooking/ninjin/mamechisiki_ninjin.html
血が増えるかどうかは??ですが、健やかな生活を送るためには常食したい食材ということはいえそうですね!
ビタミン、食物繊維もたっぷりのさつまいも。
旬は芋ほりでもおなじみの秋口から冬。
最近は種類もたくさんでほっくりしたものからしっとり、ねっとり系までいろいろあってどれを買おうか悩んでしまうほど。
ふっくらとした形で色ムラのない鮮やかなもの、実が詰まっている重さがある物、蜜が出ているものが甘くておいしいです。たくさん蜜が出ているものはふかすと透明感の高いつやつやの黄色でそのまま食べてもおいしいスイートポテト。
自然の甘みだから罪悪感もなくいただけますね♪
たくさんある時には新聞に包んで紙袋に入れて常温で保存しておくと長持ちします。
・家にある野菜は茹でたり、蒸したりひと手間かけてパンのフィリングにする
・旬のお野菜は比較的安価で購入でき、いただいたりと手に入りやすいのでおいしいうちに上手に活用
・こどもと一緒に使う野菜の旬や栄養素などを調べたり食育にもよい
知ってそうで知らない事って案外たくさんあるんだなぁって改めて気づかされることもたくさん。大人が豊かに暮らす学び直しとしてもおもしろそうですよね!
家にある食材を上手に使いながら体に心にやさしいその家ならではの手作りパン。ぜひ作ってみてください!